特におススメというわけでもないのですが、英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門を受賞して現在話題になっているので紹介します。「ババヤガ」とはスラブ民話に出てくる妖婆、鬼婆みたいなものだそうです。王谷さんは女性なのですが暴力描写が物凄く読んでいて若干引き気味になりました。受賞は本人も意外だったようです。性的マイノリティであることを自認しているそうですが、これからどのような作品を書いていくのか見守りたいと思います。