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賃貸退去時のクロス貼替

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梅雨に入らずいきなり夏が来たような暑さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍において、人事異動の時期がずれこみ6月に移動、転勤なさる方が増えてきていると聞きまして、今回は賃貸退去時に揉める原因となりやすいクロス(壁紙)の貼り換えについてご説明したいと思います。

 

まず、クロスに傷をつけると、借主が費用を負担するのが原則なのですが、クロスは傷が付きやすいもので家具や電化製品などを置くと跡になったり、黒ずみになってしまいます。また日照などで変色します。これは「通常損耗・経年劣化」であり借主は費用負担をする必要はありません。

ですが、借主の不注意や故意で、キズや汚れが出来てしまった「特別損耗」の場合はキズが壁面の一部であったとしても、

汚損部分だけ張り替えると以前の古い壁紙と色の差異ができてしまうため、壁一面を張り替える必要があります。

壁紙の張り替え費用は平方メートル単位で算出するのが基本。

しかし、あまり小さい単位で張り替えを行うと、ツギハギ状態になってしまい賃貸物件としての価値を損なう恐れがあります。そのため、毀損(汚れやダメージ)がある部分を含む壁紙1面分までは、張り替え費用として入居者が請求されてもやむを得ないという判決がなされています。

そうすると、ちょっとの傷なのに貼り換え量がかなり多くなってしまい、借主負担が高くなってしまい困りますよね…。

ですが、そこはもちろん国土交通省のガイドラインがあり、大家さんにも、借主さんにも公平になるようになっています。

それが「減価償却」です。

減価償却とは簡単に言うと、物の価値というものは時間が経つにつれて減っていくという考え方です。

これは壁紙だけでなく、床でもドアでもすべてに考え方が通じますが、それぞれ償却期間が違います。

壁紙の償却期間は6年と設定されていて、つまり6年使用するとその壁紙の価値は1円になる。という事です。

例えば、部屋全面の壁紙の貼り換えを借主負担で行わなければならない。となったとしても、その部屋に6年以上住んでいれば壁紙の残存価値は1円となります。

だからと言って、退去の際に壁紙に落書きやキズをわざとつけたりした場合はこの減価償却が適応されなくなりますのでご注意を!!

「子供の引っ越しの思い出に壁面いっぱいに絵を描かせてあげたかった…」なんてことは絶対にやめてください!(実話です)

 

賃貸契約の際は契約書をしっかりと理解することが大切です。

疑問点や、言葉が難しくて良くわからない点はしっかりと質問しておくことが、後々の自分の為になります。

また、当然ながら貸主さんの大切な資産でもありますので、キレイに使用するように心がけましょう!

お引越しや退去の相談についても、不動産部でお手伝いできますので、お気軽にお電話くださいませ~。

(住宅管理課山内・不動産部三丸)045-227-1161

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