ISO事務局だより

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ISOマネジメントシステム認証制度の仕組み

ISO14000などのISOマネジメントシステム規格には「要求事項」と呼ばれる基準が定められています。認証機関は組織(わが社のこと、以下同じ)がこの基準を満たしているか審査し、満たしていれば、組織に対して認証証明書(登録証)を発行するとともに、社会一般に公開します。わが社と利害関係を持たない認証機関が認証してくれることで、組織は社会的信頼を得ることができます。この一連の仕組みが「マネジメントシステム認証制度」なのです。

ISOマネジメントシステム認証取得の効果

マネジメントシステムとは、「組織の規定や手順を定めること」、「規定や手順を運営する従業員の責任・権限を定めること」です。しかし、これらのことは認証がなくても普通の組織では当たり前に実施されていることです。それなのになぜわざわざ認証を取得するのでしょうか?認証を取得するのにどんな意義があるのでしょうか?それには次の3つの効果があると一般に言われています。

1.「第三者の証明による社会的信頼の獲得」だと言われています。「認証機関」という第三者から認証を得ることによって組織内外に対する説明責任を果たすことができ、それによって社会的信頼を得ることができます。

2.「第三者の視点による問題点の発見」です。ISOマネジメントシステム規格には組織を管理・運営するために必要となる「要求事項」が定められています。第三者である認証機関が「審査」する際、認証機関の審査員は、組織がその要求事項を満たしているか(「適合」という)、満たしていないか(「不適合」という)をチェックします。場合によっては要求事項を満たさない箇所があることもありますがそれらが見つかった時には「不適合」となります。その場合には組織はその不適合の原因を除去する措置(「是正措置」)を行う必要があります。

3.「定期的な審査による継続的改善」です。マネジメントシステム認証制度は一度認証を取得して終わりというものではなく、認証を維持するためには毎年審査を受けなければなりません。そうすることにより継続的な改善が可能となり、また、定期的な審査により組織内部の緊張感も高まるという効果が期待できるのです。

次回はISOマネジメントシステム実施の基本となるPDCAサイクルについてお話しいたします。

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